秒速5センチメートル

待ち時間を利用してテアトル梅田へ行った。
お目当ての「秒速5センチメートル」という映画を見にいったのだ。

なにが秒速5センチなのか、それは桜の花びらの舞い落ちるスピートとの事。
短編の3部形式で時間の流れをうまくコントロールしていて表現の仕方がうまかった。

なぜ、この映画なのか。
元々、新海さんというクリエーターに興味があったのだ。
細かい事は於いておいて、本当にCG背景の見せ方が綺麗た。
作品としても今まで一番よかったように思う。

内容は少年から青年へと続く心の遍路とでもいうのか。
一言でいえば甘酸っぱい。
そして、大人になる過程でどこかへ置き忘れたナニかを思いだした。

ふと思う純粋な想い出のキーワードが桜になるのだがそういったキーワードは人それぞれ持っている。
それは何だったかと思い返すが上手く思い出せない。

解釈は人それぞれだと思う。それでいいと思う。
クリエティブな世界に入る限りは表現の違いはあれ、心燻る作品を作ってみたいものである。
「Impossible is Nothing」
そんな言葉を呟く侍日記も悪くない。