悲しみの深淵にはほんの少しの寂しさがあった。

【1Day】
14時前に連絡を受けて移動を開始。
しかし、その時既にもって10分と知らされてました。
とにかく難波からJRで森之宮、地下鉄に乗り換えて長田まで。14時30分くらいでした。
しかし、実はもうひとつ向こうの駅だった事実に驚愕しつつ15分移動。
着いたときにはK介が病院で前でタバコってて「あぁー間に合わなかった」と直感。
安らかな顔でした、叔父さん。
・・・脳梗塞を発祥して18年。本当にお疲れ様というのが率直な感想でした。
高齢だったということもあって、悲しみよりもそういう気持ちが前にあったのは確かです。
その後、家の片付けを手伝う為に先に移動。
一階の荷物をあらかた2階へ移動してご飯を炊き、叔父さんの帰宅を迎えました。
その後、葬儀屋さんとの打ち合わせに同席し、自分の役目をこなしていく。
そうか、昔は客観的な立場だったのが中心的な位置いる。大人になったんだなぁー。
土曜日が友引だったので葬儀を日曜に設定。そのため、通夜が土曜に。
この日は12時前に自宅へ撤収。
【2Day】
仕事に行きましたがどこか夢心地のような気分でした。
叔父さんの好物を購入する為に20時に退社して阪神百貨店へ行くも完全に店のチョイスを誤りました。
おかき・クッキー・お餅ってスーパー的な方がよかったのだ。
気を取り直して京橋のダイエーでその3点を購入し、家に戻らずバイクで叔父さん邸へ。
お通夜・葬式の段取りを確認し、Excelにタイムスケジュールをまとめて0時頃に帰宅。
【3Day】
この日、激しく首の筋を違える。本当に痛かったし今もまだ痛い。
接骨院へいって、昼すぎに叔父さん邸へ。
叔父さんが葬儀会場へ移動するのを見守る。最後のお出かけです。
お弁当買ったり、ビール買ったり、おつまみかったり、お風呂入ったりと17時くらいまでバタバタ。
その間、湯灌(最後のお風呂)の人が事故にあって遅れたりとかアクシデントもあった。
お通夜は無事に終わるもお手伝いの方が帰られた後の受付をする。
葬儀中の音楽がなかなか決まらなかった。
この日も0時頃に撤収。
【4Day】
さすがに朝起きるのが辛かった。
10時に葬儀会場に。
最後のお別れということで遺族でお花を添えていく。
このとき、初めて悲しみの奥に踏み入った。
子供の時と違って、悲しいけどいろいろな準備やみんなのフォローに奔走していて悲しみの奥なんて見ている暇がなかったのだ。
ふと切なさが満ち満ちて涙が溢れた。
あぁ、本当に最後なんだ・・・悲しいけど本当に切なかった。
最後、お骨を拾うときにはこの感情は収まっていましたけど。
再び、みんなで叔父さん邸へ移動してお疲れ様って晩御飯を食べて・・・
さきほどやっと帰宅。

率直な本当の感想はやっぱり疲れた・・・につきる。
けれどじんわりと悲しくなるのだろうなぁー・・・
そして叔母さん、従兄弟もこれから辛いんだろうなー。
明日も仕事帰りにちょっと手伝いにいく。
せめて手伝えることは手伝おう。

持ちつ持たれつなんだから。

なんだかまとまっていないけどこれも今の心境の現れだろうという侍日記。