Mさん。

恋とは違う、友情とも違う。
この感情は一体なんなんでしょうね。

正確にはこのコーナーで語る内容ではないのかもしれないけど。

恋のようで、でも尊敬もしてて、でもどこかライバルで。
そして根本にある人としての"性質"が非常に似通っているのでいつも近くていつも遠い。

なぜか。

それは自分を見ている様だからなのだ。

彼女は今とてもピンチでとてもモガイテいて、とても自分に素直であろうとしている。
それを見るととても歯がゆく、とても痛々しく、とても人として羨ましくもある。

だから彼女の状況に対してどうのこうの言うのではなく、彼女という人の行動指針に対してのみ意見する。
恐らく、悩みというのは口に出した時には自身の回答はあるのだ。
だからこそ、状況に対しての意見など無意味に等しいということをサスケも彼女もわかっている。

だから今日のやりとりは予定調和なわけです。

ここまでわかってしまっているから簡単に恋にはいかないんでしょうね。

Mさんからこの2人の関係に対して一言。

「幼馴染」

言いえて妙。

人生の半分以上を越えた付き合い。これは幼馴染でしょう。

売れ残ったら拾いあいましょう。

Mさんのことは第2回、3回と続きそうです。